北海道から広島に来てから交通マナーの悪さに辟易していますが、この印象が事実に基づいているかどうかはまた別の話です。例えば、年間の交通事故死者数は北海道がしばらくワースト1の地位を確固たるものにしています。北海道の方がマナー悪いんじゃないの?
例えば、2004年の交通事故統計によれば、死亡者数は北海道で387人、広島県で189人です。北海道の死亡者数はなんと広島県の倍以上。しかし、人口は北海道の方が広島県よりも断然多い。2003年10月1日の人口データによれば、北海道の人口はおよそ566万人、広島県はおよそ288万人です。人口一人あたり、どの程度の確率で「死んでいる」のか、人口比を算出すると、北海道で0.0068%、広島県で0.0066%と、ほぼ等しくなります。つまり、一人あたりの死亡率は同じです。
同様に、事故発生件数、負傷者数についても人口比を算出してみます。発生件数は北海道で27,844件、広島県で21,981件です。人口比では、北海道で0.49%、広島県で0.76%。なんと、広島では北海道の1.55倍も事故件数が多い。また、負傷者数は、北海道で35,197人、広島県で27,977人。人口比では、北海道で0.62%、広島県で0.97%と、広島では北海道の1.56倍負傷者数が多い。広島では100人に1人が年間1度は事故で負傷しているということになります。
つまり、死亡事故率については北海道と広島の間で差がないけれど、全体の事故件数、負傷者数については広島の方が多いということです。事故件数と負傷者数の差は、おそらく人口密度が関係しているのでしょう。人口密度が圧倒的に低い (広島の1/4未満) 北海道で、交通事故による死亡率が広島と同じということは、北海道では事故が起こったときの速度域が高いということなんでしょうね。つまり、僕が広島の交通事情でいらいらする理由は、全体的に流れている速度が遅いということと、交通密度が高いこと、という2つなのではないか、と思われるのです。
コメント (3)
そうですね。
北海道はマナーの悪い運転が目立ちます。
特にウィンカーが遅いです。
早めにウィンカー出してくれれば、あらかじめ減速して譲れるところも急に車線変更(ウィンカーなしか直前・・・)してくる・・・。
結局、エンジンブレーキでゆっくり減速できるだけの車間距離を持っていてもブレーキで減速せざるを得ないことが多いです。
急いでいるときこそ、運転しない選択肢もひとつだと思います。
投稿者: maetani | 2005年07月20日 01:33
maetaniさん:
> そうですね。
> 北海道はマナーの悪い運転が目立ちます。
いえいえ、そうではなくて、広島は人口比で言うと北海道よりも
事故や負傷者数が多いことから、交通量などを含めた交通環境は
広島の方が過酷であるということがデータからも示されたということです。
ウィンカーの遅さについては、本エントリーのリンク先にある、
僕が以前書いた文章を見てみてください。maetaniさんは、おそらく、
ずっと北海道にいたから、こちらで運転すると驚きますよ。
ウィンカーが遅いどころか、つけないで曲がる馬鹿がたくさんいます。
これが広島特有なのか、本州の地方都市に一般的な傾向なのかは
分かりません。以前、岡山県で、あまりにウィンカーが遅いので、
「ここでウィンカーをつけなさい」という標識を県警が設置した、なんて
ニュースを見たことがあります。
投稿者: daihiko | 2005年07月20日 23:26
勘違い、失礼しました。
そうなんですか??
実際に北海道外で運転したことないから実感が
わきませんが・・・。
投稿者: maetani | 2005年07月22日 00:29